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RJ会のお知らせと大学入学について

 

第14回全国RJ(Restorative Justice)交流会が6/24に開催されます。修復的司法・対話については、以前から関心があるので、参加する予定。

 

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第14回RJ全国交流会プログラム(確定版)

9:45~  受 付
10:00~10:10 開会の辞
10:10~11:30 自由報告 ①

1.「修復的対話とフィンランドの未来語りの対話に関する一考察」梅崎 薫 氏(RJ対話の会、埼玉県立大学
修復的正義はノルウェイオスロ大学のニルス・クリスティによる「社会の共有財産としての紛争」(The British Journal of Criminology,1977)が発端となって国際的に広まった。クリスティはその中でパウロフレイレやヨハン・ガルトュングらについて言及しており,「社会の共有財産としての紛争」とは,彼らの思想にも影響を受けて発達してきたと考えられる。ところで今日,精神科領域で注目されているOpen Dialogue(OD)とAnticipation Dialogue(AD)という対話がある。この対話はフィンランドで発展してきた対話であるが,特にADはその支柱とする哲学と理論には修復的正義の対話サークルモデルと重なる点が極めて多い。これらの対話も北欧の地においてお互いに影響を与えながら発展してきた可能性がある。フィンランドにおけるOD/ADとアンブライト、ケイプラニスらが実践する修復的正義サークルモデルにおける共通性について考察したので報告する。

 

2.「労働法分野におけるRestorative Justice の実践を目指して」職場におけるRJの可能性に関する研究会 滝原 啓允 氏(法政大学 現代法研究所) 山田 由紀子 氏(NPO法人 対話の会)
昨年のRJ全国交流会を契機に,労働法分野の法律家やRJ対話の実践家が結集し,職場におけるパワーハラスメントセクシュアルハラスメント等のコンフリクトをRJ対話によって解決する実践を目指して,実験的ロールプレイ,その総括に基づく討論,プログラム案・マニュアル案の作成に取り組んで来た。その経緯と現状,課題について報告する。

 

11:30~13:00 参加者自己紹介,簡単な研究・実務・実践上の近況報告

13:00~14:20 昼食・交流(お弁当をご持参いただければ会場にて交流が可能です)

14:20~16:20 自由報告 ②
3.「Beyond Blame―医療メディエーションによるコンフリクト・マネジメント」中西 淑美 氏(山形大学
医療事故をめぐって問題が発生した時には,過失の有無にかかわらず,患者・家族側の期待からの視点と,医療者側の考える安全の視点には,歴然とした認識の差が判明してくる。“医療メディエーション”とは,当事者自身による問題解決の達成を援助していく概念枠組みと方法論である。その背景は,少しでも不毛な対立を避け,苦しい体験を共に乗り越えていくきっかけを見いだしていくための対話過程として紛争解決を位置づける。語りえぬ悲嘆の声を聴き、修復的な正義へ向けた対話の概念を簡単に紹介する。

4.「加害者代理人としての被害者加害者対話事例を通して」草場 裕之 氏(仙台弁護士会
死亡被害者数が1名のケースと,複数名のケースの加害者側代理人としての被害者との継続的対話を通じてRJについて考えるところを報告する。いずれのケースも,ファシリテーターの存在しない対話の営みであるが,ミネソタ大学アンブライト教授から学んだことを活かして実践した。被害者と加害者の考え方や立場は様々であり,そこに集まった人達が対話の方法や中身を決めていくのであり一定の方式やマニュアルが存在するわけではなく当事者が対話のあり方を決め,法的処理を超えて,それぞれが発生した結果を受けとめ続ける営みであると考える。一定の希望に向かって歩む営みではない。その意味で,一部に,いじめ事件の第三者委員会報告書の中にRJの誤った理解に基づく記述が散見されることについても報告したい。

5.「修復的司法について考えていること」片山 徒有 氏(被害者と司法を考える会)
刑事司法手続きの中で被害者の存在が希薄だと認識しつつも多くの被害者遺族は厳罰化を求めて活動を始めた時代を経験して来ました。修復的司法の存在は一部の被害者からは理解されたものの一部の被害者からはアレルギー反応が出たことも多かったように思います。矯正施設においても修復的司法の考え方に近い擬似的な対話を通じて被害者と加害者の関係性の改善が期待されていますが,そのごく一部をご紹介出来たらと考えております。

16:20~16:30 閉会の辞
18:00~   懇 親 会(受付時に出欠を確認して予約いたします)

 

参加費 500円(資料印刷代を含む)
 ※当日,受付にお持ちください。
 ※報告者と学生・院生は無料です。

その他 交流会は入場自由です。ご友人知己をお誘いください。

 

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さて、 四月から再び学生になりました。

授業では刺激がたくさん。専門技法や歴史、法律を学ぶほど、実践(現場の事例)と繋がる感覚があり、勉強が楽しい。なにより、自分の貯めたお金で大学に通い直すという体験は良い。大学生時代の入学金は両親、学費の一部を奨学金、家賃と生活費はアルバイト代でやりくり(親から自立して自活する練習をしたかった)という感じだったけど、今は全て自分のお金でなんとか生きて学べるということが本当に嬉しい。